• テキストサイズ

白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第22章 ★火神の師匠★





緑間『本当にここでいいのか?』


『いいの。この近くでチームが会議してるはずだから...私もちゃんと参加しないと。チームにいる意味がないから』


緑間『そんなことはない。昔からお前はそう言うが、誰よりも努力している事は知っている。それに、』


『それに....?』


緑間『以前お前を抱いた日、只でさえ細いお前の体はもっと細くなっていた....無理をするな』


高尾『俺も心配だわ。零蘭ちゃん、もっと自分の影響力考えた方がいいぜ』


『二人とも、ありがとう...嬉しいわ』


それから闇の中へと戻っていく二人を見送った零蘭は早足でリコ達のいる家へと向かった。






高尾『真ちゃんずりぃ~よ...ホント』


緑間『お前が何を考えているのかは分かっている。だが、零蘭を簡単に抱こうなどと思うな、優しいあいつを傷つけるだけだ。それと、覚悟を決めておけよ』


高尾『なんの?』


緑間『一度奴の熱を知ってしまえば、二度と普通には戻れなくなる』















『お邪魔します。皆さんすいま、ぐえっ!!!』


リコ『零蘭ちゃん!!変な奴に会わなかった?どこも怪我してない!?』


部屋に入るや否や、半泣き状態のリコに抱きつかれ零蘭は変な声をあげると同時に困惑した。


日向『あー気にすんな。さっきからこの状態でな。立花からお前が黒子と一緒に行ったって聞いたのに』


リコ『だ、だって心配するでしょ!?こんな夜に零蘭ちゃん一人で帰って来て!もし途中で不審者なんかに襲われでもしたら、そいつをぶち殺しに行かなきゃいけないし!』


『あはは、大丈夫ですよ。優しい護衛がいたので無事に帰ってこれました♪さ、次の対戦相手の作戦練りましょうか!』















ウインターカップ3日目。ここからシード校も参戦し、生き残った32校全てが集結、この日一日で16試合。全チームが激突する



誠凛高校の相手は、中宮南高校。





/ 290ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp