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白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第22章 ★火神の師匠★






試合観戦後



日向『は~...ったくキセキの世代の試合は何度見ても慣れんな...正直気が滅入るぜ』



木吉『全てのチームが各県から選ばれた強豪高だ...弱いはずがない。しかしその中でもキセキの世代のいるチームはやはりずば抜けている...』


リコ『そんなことは百も承知よ!それに何より大事なのは先の事よりまず次の試合!帰ってデータのおさらいするわよ!』


『『『おう!』』』



その時、不意にアレックスは火神を引っ張り上げながら、"しばらく火神を借りる"と言い連れ出した。










二人が去った後、土田はもう二人消えていることに気づいた


土田『あれ?黒子と白崎は?』









黒子『零蘭さん、すみません。こんな我が儘を』



『いいのよ。久しぶりのテツヤの我が儘、それに私も会いたいと思っていた所だしね』



黒子『彼は頑固なので、多分僕じゃ説得できないので貴女がいてくれると助かります』



『テツヤも頑固だから私がいなくても大丈夫だとは思うけどね...』







日向『青峰にシュートを教わりに行ったぁ!?だいたい仮に教えてくれたとしても一日二日で身に付くのか?』



リコ『一日二日じゃないわ。そもそもシュートの練習は予選が終わってパパがコーチについた時からやってたのよ。』



立花『黒子くんがこれから当たる壁....ですよね?お姉様もずっと気にしていました。』



伊月『零蘭が...?』



立花『はい。黒子くんの消えるドライブは、ヘルプが来ることによってできた空いたスペースにパスすることが今まででした。だけれど、もし相手がヘルプに来なかったとしたら、黒子くんは自分でシュートしなくてはいけません』


リコ『そうよ。今までは数度しか使わなかったからボロがでなかったし、桐皇戦ではドライブそのものを破られてしまった。けど黒子くんのシュート率の悪さがばれれば立花ちゃんの言ったことを敵がしてくるのは必然よ』


立花『オーバーフローはそもそも切り札。対戦相手に二度は使えず、おまけに見られても効果が薄くなるのでどのみち黒子くんのシュート力アップは必要不可欠です』


木吉『だな。にしても立花は随分と成長したな。分析力もマネジメントも上達して。中学の頃から頑張ってたからな』






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