• テキストサイズ

白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第3章 ★入学・誠凛高校★






立花は必死に気を反らそうとワタワタと焦り出す



立花『ええっと、あのっ///』



そんな立花を可愛いなぁと思いながらも、何とか落ち着けてやろうと鞄の中身を漁った



『光』

立花『はいっ!』

『目を閉じて、口開けて?』

立花『え?あ、はい...』



言われた通りにする立花の口にそっと摘まんだあるものを乗せる


『良いわよ』

立花『んっ、これ、チョコレート』

『そうよ、いつも持ち歩いているのよ。ど?少しは落ち着いた?』

立花『はい..お陰さまで』

『そう、良かったわ』



バンッ!!!


リコ『さーて、そろそろ始めますか!って』

日向『あ?ってお前ら!』

小金井『この子!?伊月がベタぼれした子って!』

伊月『コガ!!』

小金井『おっと、ゴメンって』



『二年生は一年より遅く来るのは知っていましたよ、先輩方』



突然現れたリコ達に一つも驚くことなく笑顔で話しかける



それとは裏腹に立花は先程ようやく落ち着けた心が再び別の意味で暴走した







全員集まったことで一年の自己紹介が始まる


一人ずつ改めて名前と出身校を言うのだが


まずは選手よりマネージャー組から挨拶することになった



リコ『それじゃあ、マネージャー希望の二人宜しく♪』

『はい!初めまして、帝光中出身の白崎零蘭です!宜しくお願い致します』



丁寧に頭を下げ、ニコッと笑顔で対応する



すると



火神『おいっ!お前っ、零蘭か!?』

『あら大我、久し振りね♪』

火神『おまっ、高校って誠凛だったのかよ!?』



リコ『あー、ゴホンッ!ちょっと、マネージャーはもう一人残ってるわよ!それと今はお喋りしない!』


火神『うっ...!』

『すみません...』



リコ『じゃあ、気を取り直して立花さん!』

立花『はい!しょ、照栄中出身の立花光です!色々ご迷惑をかけると思いますが、がんばります!』

『(照栄?あぁ、あの人の)』








/ 290ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp