白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第22章 ★火神の師匠★
控え室では、スタメンが全員疲れによる寝落ちをしていたのだが、何故かそこには零蘭の姿もありロッカーに背を預け右手を火神と繋ぎ、黒子に膝枕をさせて眠っていた
リコ『零蘭ちゃん、この大会に向けて色々作戦とか練ってくれてたし、疲れが出たみたいだから寝かせてあげましょう(くっそあのアホども零蘭ちゃんに手出したらぶち殺す!!!!)』
立花『リコさん顔怖いです。あぁでも、ぶち殺す時は協力しますよ♪』
『『『(お前も怖いっつーの!!!)』』』
日向『やっべえー真冬にまさかロッカー室で寝るとか』
伊月『真冬は、まぁ不愉快』
日向『不愉快はお前だ』
『ふふっ..♪』
伊月『零蘭が笑ってくれた!』
『俊さんのギャグ、結構好きですよ♪』
伊月『零蘭~♪結婚しよう』
リコ『あ"?』
伊月『ナンデモナイデス..』
ロッカー室での居眠り後、誠凛メンバーは帰路につこうとしていたのだが、小金井の提案により体力回復のためもあっての祝勝会を開こうと言う話になり、偶然近くにあるという火神の家に行くことになった
小金井『ひ、広ぇぇぇぇぇ!!!』
火神『ほんとは親父と住む予定だったんすけど、急にアメリカに戻ることになってオレだけ残ったんす』
零蘭以外のメンバーは初めて訪れた火神の部屋の大きさに騒ぎだし、黒子においてはもう影やめます等と言う始末であった
『まぁ、私は聞いてたから予想通りだったけど、にしてもあまり家具は置いてないのね..バスケ道具ばっかり』
日向『マジで頭ん中、食う・寝る・バスケしかないんだな』
その中で、立花はある異変に気がついた。冷や汗を流しながら、ねぇと問いかける
立花『リコ、さんは...?』
福田『買ってきた食材持ってキッチンに行ったけど』
『『『はぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?』』』
『終わった....夏のアレ忘れた訳じゃないでしょ!?体力回復どころか死人が出るはめになるし、第一なんで私か光にいってくれなかったの!?今からでも遅くないわ、私g』
リコ『できたわよー!栄養満点、特性ちゃんこ鍋♪』
零蘭の言葉も虚しく、両手に鍋を抱えた満面の笑みのリコが登場した
『『『『で、出来ちゃった~....』』』』