白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第21章 ★青色の決戦★
『使いすぎてタネがバレちゃうかもよ?』
リコ『....いいわやりなさい!受けに回るよりずっといいわ。大事なのは常に先手を取ることよ』
『(何かしらね....嫌な予感がする)』
第2Q開始
直後黒子にボールが渡る。そして目の前には青峰が立ちはだかった
会場の誰もが、黒子は消えるドライブで青峰を抜くつもりだと思った。その予想通り黒子は青峰目掛けて消えるドライブを決め込んだ。しかし、
青峰は一度抜かれるもすぐに前に出てきた。しかも目を閉じて
そしてそのままボールを取られ点を決められる
『(消えるドライブの鍵は存在感のある大我。確かに彼を見なければ消えるドライブの効果はない。だけど目を閉じながらテツヤのプレーについていけるなんて.....皮肉ね、ずっと相棒してきたからこそ分かってしまうのね大輝)』
青峰『勘違いすんなよテツ。影ってのは光あってこそだろうが。いくらあがこうがその逆はねぇんだよ。お前じゃオレを倒せねぇ』
誰もが放心するなか、零蘭はすぐにタイムアウトを取りに行った。
『(このままじゃマズイ!!!)』
しかし、黒子は考えなしにイグナイトパス・廻を打った。取る味方もいない中。そしてそのパスは
青峰『同じ技がオレに二度通用すると思ったかよ。あんまり失望させんなよテツ。こんなもんがオレを倒すためにだした答えなら、この最高ハッキリ言ってやる。そりゃムダな努力だ』
片手で止めると、火神のブロックも虚しく型のないシュートのよって決められてしまった
『しまった!!』
リコ『(お願い早く時計とまって!!)』
結果六点差まで開かれたところでようやくタイムアウトになった。
黒子『....しょう....ちくしょう....っ』
『テツヤ....』
悔しさのあまりタオルを被ったままうつむく黒子の頭を零蘭はそっと撫でてあげることしかできなかった