白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第21章 ★青色の決戦★
動かない二人に会場全体は静まり、そのときが来るのを今か今かと待つ。妙な緊張感が漂っていた
しかし二人は一向に動かない。ようやく火神に動きが出たと思いきや、伊月にパスをだした
火神『だーめだ!!ムカつくけど勝てねーわ。今回はまだ』
その後誠凛のタイムアウトをとった
周りの観客はエース対決を見られなかったことに不満の声をあげているものがほとんどだった
立花『お姉様...』
『ええ、わかってる。観客は知らないだけよ。あの時、二人の間で高度な駆け引きが行われていたことに。今までの大我ならやみくもに突っ込んでいったでしょうに....成長ね』
伊月『とは言えどうする?戦況が厳しいことに変わりはないぞ』
木吉『黒子の新しいパスもあれは体への負担が大きいからバカスカ使えないからな。何より青峰相手に連発は危険だ』
日向『......よし、じゃとりあえずオレが外から一本取るわ。伊月パスくれ』
あっけらかんとした表情で日向はコキッと首を鳴らした
ベンチの一年が心配するなか、日向はマークについていた桜井に景虎との練習の成果である不可侵のシュートを決めることに成功。そんな中
諏佐『大丈夫か桜井...ヘルプつくか?』
桜井『いえ、大丈夫です。ボク一人で』
二本目を決められた桜井に変化が起こっていた。
『彼、かなりの負けず嫌いね。まぁ、一年で桐皇のスタメンはれるってことは、中々手強そう』
その読み通りに、桜井は強引なシュートを放ち、それを見事に決めて見せた。そこから両校シューターの打ち合いが始まった
第一Q残り五秒。再び桜井がシュートを決め、19対22で桐皇リードで終了かと思われたその時
黒子『いいえまだです』
消えるドライブで諏佐をかわした黒子が日向にパス、からのブザービーターで同点で終了した。
黒子『第2Q開始直後もう一度いかせてください。消えるドライブ』
『『『え?』』』
黒子『同点とはいえ実際にはついていくのでやっとです。出し惜しみしたくありません』