白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第3章 ★入学・誠凛高校★
〔NOside〕
新入生の言葉は、入試トップの成績の生徒に任せられることになっている
今年の新入生の言葉を言う代表生徒は
校長『では、新入生の言葉、1-B白崎零蘭さん』
壇上に上がり、全校生徒を一望する
彼女はまったく緊張する様子も見せないまま、紙も見ずに真っ直ぐとお礼の言葉と抱負を述べた
その時全校生徒が彼女の美しさと度胸に、胸を打たれた
長い入学式が終わりそれぞれのクラスへと戻った生徒達は、新しいクラスメイトや担任の教師に少しの緊張を見せていた
1-B
零蘭の横は偶然にも黒子が座ることになった
黒子は見えないようにガッツポーズを決め、この事を赤司に自慢という名の連絡をしていたそうな...
一息ついた零蘭の前に、一人の女子が近づいた
黒子はまさか彼女に美しさに嫉妬して、入学早々文句でも言うのではないかと身構えた
?『あ、あのっ!!』
『ん?何かしら?』
?『さっきは、そのっ、ありがとうございました!』
『あぁ、校門で会った...いいのよ別に、当たり前のことしただけなんだから』
それに、と言って女子の頬に指を滑らせる
『こんな可愛い顔に傷でもついたら、大変じゃない(妖笑)』
?『わ、わわ私っ!隣の席の立花光(たちばなひかり)って言います!!宜しくお願いします!あのっ、お姉様と呼んでも良いですか!?』
『良いけど、普通にタメで話していいのよ?同い年なんだし』
立花『いいえ!こんなにも綺麗で素敵な人は、お姉様と呼ばれなきゃおかしいです!』
『ん~、分かったわ...好きになさい。その代わり、貴女のことは光と呼んでいい?』
立花『(お姉様が光って呼んでくださった///)はっ、はい!是非!』
『そう、なら光、席に座って?』
立花『はいっ!』
零蘭はそっと椅子だけ移動し近づけ、立花を抱き寄せる
立花『お、お姉様っ///!?』
『良い子ね...従順な子は好きよ?』
立花『///(プシュー)』
零蘭の趣味:バスケ、なついた女子を愛でること
オリキャラ:立花光・零蘭のファン1号・普通に可愛い・栗毛の下二つ結び・従順