白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第19章 ★風呂と覗きと合宿と★
『ふふっ、みんな男の子だものね♪』
立花『お姉様を覗き見しようなんて....汚らわしい....(ブツブツ)』
変な黒いオーラを漂わせる立花を必死に宥めていると、リコが怒りMAXで戻ってきた
リコ『まったく....あいつらは...』
『(みなさん、御愁傷様)』
?『あのぅ、隣いいですか?』
『どうぞ』
?『失礼します』
突然後ろから声をかけられたが三人は驚きもしないで答える。その人物はリコと零蘭の間に腰を下ろした
ふと横目で見てみると
『さ、さつき!?』
桃井『零蘭ちゃ~ん♪』
ギュムッと抱きつくとサイドの二人が鬼の形相で桃井を睨み付けた
リコ『(また胸でかいやつがぁぁ~!!)』
立花『(お姉様に気安く抱きつくなんて...)』
『久しぶりさつき。相変わらず可愛いわね。にしても今日はどうしたの?偶然ここに来たわけではないんでしょう?』
桃井『さすが零蘭ちゃん♪実はちょっと報告したいことがあって....』
『なるほど...いきなり桐皇とリベンジができるのね』
桃井『今度も負けないよ?』
『上等...誠凛は強くなった。見返してあげる』
二人で笑い合うと零蘭は湯船から上がる
『そろそろ上がりますね?三人はごゆっくり』
一足先に風呂場から退出し、着替えを済ませ扉を開く。するとそこには
今吉『お?お姫さんやないか』
『あら今吉さん、どうも』
今吉『驚かんのか?』
『先ほどそちらのマネージャーに出会ったもので』
今吉『桃井か...なるほど。せや、ちょいと話しでもせんか?』
『いいですよ』
ニッコリと笑う今吉に若干の警戒をしつつ彼と共に歩き出した