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白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第18章 ★因縁の戦い★







まずは誠凛ボールから、ハイスピードなラン&ガンで攻めていく





早速テツヤのバニシングドライブが炸裂、相手チームを翻弄。そのまま木吉先輩がアリウープで豪快にゴールにボールを叩きこみ、誠凛の先制点で好調な試合開始だった





霧崎第一の攻撃、予想に違わぬ荒々しいプレイが誠凛に襲いかかる






これがファウルにならないから不思議ね。主審にちゃんと目がついてるのか思わず疑いたくなるわ





すると、大我に対して乱暴なラフプレイをして始める




マズイわ....大我は短気だから…相手チームにキレて暴力とか振るわなければいいのだけど





その時





原『お~っと、パスミスした~』




リコ『っ!?』





『『『カントク!!!』』』





私達のベンチの近くにいた原さんが呑気にそんなことを言いながら、腕を思い切り振りまわし、ボールをリコさんめがけて投げてきた






パァンッ!!!!








リコさんに当たるはずのボールは彼女の目前で止まった






それを止めたのは





『ふぅ.....』





日向『白崎っ!!』






咄嗟に彼女の前に出て片手で受け止める






こんなボール当たったらリコさんの可愛い顔に傷がついちゃうじゃない






そんなこと、私がさせない







にしても






『いったぁ~…』





ボールを左手に持ち換え、右手を見てみると少し赤くなっていた。おまけに痺れる





無理もないか。リコさんへの直撃は避けたけど、かなり速いスピードだったから....それ相応の強い衝撃は食らうわよね






原『わ~お、スッゴいね君(ヤッベ!!!妹ちゃんが受けとめるなんて思ってないし!!)』





原さんも、演技してる....それはありがたい







ありがたいけど!!!!










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