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白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第18章 ★因縁の戦い★








掃除も片付いた頃、どこからか一枚の写真が足元に落ちてきた





『これは、去年の写真ですか?』




リコ『ん?そうよ。懐かしいわね』




『この金髪...もしかして、』




日向『そりゃ俺だな』

















『え?』

















日向『な、なんだよ...わりぃかよ!』





『いえ、ちょっと意外だったもので....』





すると日向先輩達は、去年の事を話してくれた





日向先輩がバスケを諦めようとしたこと




それを木吉先輩が止めて当時なかったバスケ部を創立したこと




徐々に仲間が増えていき試合を勝ち進んでいったこと





そして、木吉先輩の元々悪かった膝を、




















真兄さんが悪化させたことも






その後木吉先輩が抜けたことで、誠凛は決勝リー グで三大王者に大敗、快進撃は東京都ベスト4までとなった







話が終わると、みんな木吉先輩への心配と
兄さんへの嫌悪




でも私はそれでも兄さんを嫌いになることなんてできない




あの人は、それは試合に出せばラフプレーをしてくる。でもそれ以外ではまったく手は出さないことを私は知ってる




今それを言ったところで信じてもらえる可能性は低い。それにそれだけでみんなが兄さんに対する嫌悪が晴れる訳じゃない。木吉先輩の膝が治るわけでもない





かと言って今回は完全に兄さんの味方をする訳じゃない





自分の大切な仲間が傷つく姿は、もう見たくない




矛盾してる....







どうしたらいいの....?






このまま決められなかったら、私は誠凛にとって.......
































ただの裏切り者になってしまう





















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