• テキストサイズ

白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第17章 ★緑との再戦★











黒子『…ふりだしですね』





緑間『面白い…!!』









『大我、大丈夫?』





火神『全然平気だ。そもそも、緑間より先に音を上げるなんて、できるもんかよ…!』






日向『おっしゃ、行くぞ!!残り10分最後まで攻めるぞ!!誠凛―――ファイ!!』





『『『おぉぉーーー!!!』』』







ついに第4クオーターが始まった




誠凛はいきなりラン&ガンで攻めていく





そのスタイルに加えてテツヤのミスディレクション、高速パスワークに変化がついたことによりパスパターンが突然切り変わる誠凛はもう止められない





第4クオーター開始早々は大我のダンクにより誠凛の一歩リードから始まった




すかさずと言ったように真太郎が長距離シュートで追い上げてきた




にしても、彼は一体何本決めるの…?いい加減残弾がゼロになってもいいはず…だけど









一進一退の戦いが続く中も、針は時を刻み続ける。そして、試合は終了へと近づいていった





残り30秒、大坪さんのシュートが決まり秀徳に逆転を許す形となってしまった





『もう残された時間はない、全力で攻めなければ負けてしまう…!攻めてください!!』





ボールはテツヤの手に、そして彼は高尾くん相手にまたバニシングドライブを決めてみせた






そして、彼はゴール目前、大坪さんを前にして瞬時にパスを出した。その先にいたのは、





木吉『ナイスパスだ、黒子!!』





立花『木吉先輩!』






足に力を入れたその一瞬





木吉『…っ!!』




苦しそうな声が聞こえた




『(やっぱり貴方は...)』




緑間『させるか!“鉄心”!!』






真太郎が木吉先輩の後ろに回り込み、ゴール手前でボールに触れていた






けれど彼は、一瞬の判断で真太郎の体に触れ、ファウルをとった





しかしボールはリングに弾かれ、得点を得ることはできなかった









/ 290ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp