白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第17章 ★緑との再戦★
そのまま得点に動きがないまま試合は進み、真太郎が長距離シュー トを撃とうとすればまた大我にはたき落されていた
真太郎は決まらないシュートは撃たない
大我に止められるということが分かっているのなら尚更
なのにどうしてまた撃つの?
緑間『確かにオレとお前は相性が悪いかもしれん。だがなめるなよ、その程度の付け焼き刃の武器を身につけるほど…オレのシュートは安くない…!!』
真太郎、貴方まさか
緑間『気付いているだろうがオレのシュートは無限に撃ち続けられるわけではない。だがそれはお前のジャンプも同じことだ。だったらやることは一つなのだよ』
そう言って真太郎は大我を睨みつける
緑間『お前が飛べなくなるまで撃てばいいだけの話だ。たとえそれが万でも億でもな…』
火神『…おもしれ~!』
彼がやろうとしているのはお互いの体力勝負
大我…
貴方は体がまだできていないくせに跳びすぎにより一度足を痛めている
夏に体力アップはしてきたとはいえ、無茶をしすぎるとどうなるか分からない
真太郎が撃とうとし、大我がそれをブロックするという光景を繰り返される
かろうじてリードしてるけど…
この妙な胸騒ぎはなに?
それに大我の消耗が思ったより激しい気が
緑間『どうしたもうヘバッたか。だとしたら拍子抜けなのだよ』
火神『んなわけねーだろ!!テメーこそもっとガンガン来いよ!』
バカ.....強がってるけどどう見ても顔色が悪いじゃない
前回だったらテツヤが彼のヘルプに回っていたのだけれど
やっぱりね....和成が邪魔してる
テツヤのミスディレクションの持続時間がもう来てる
真太郎がフェイクをおりまぜてきたが大我の超人じみた脚力が何とかそれをブロックする
でも…これでますます大我の部が悪くなった
どうしたら....
また真太郎がフェイク、でも大我は今度は飛べない
木吉『そうはさせん!!』