• テキストサイズ

白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第17章 ★緑との再戦★








確かに夏のインターハイ予選とはわけが違う






あの時は正邦との試合で疲弊していた後での対秀徳だった



でもそれはお互いに同じ事よ



あんなに闘志を燃やしてる真太郎、そして秀徳だもの




なにがあるか分からないわ







審判『それではこれより、ウィンターカップ予選決勝リーグ第2試合、誠凛高校対秀徳高校の試合を始めます!!』





『『『よろしくお願いします!!』』』







試合開始のアナウンスと共に両者礼をしてジャンプボールの位置につく





こちらからは木吉先輩、向こうは大坪さん






高々と上げられたボールと共に、両選手も腕を伸ばし跳び上がる






ボールはお互いの指ではじかれ、落ちたボールをいち早く手にしたのは俊先輩





やった....と思ったのも束の間だった






やっぱり侮れないわね....和成





俊先輩の後ろから許さんと言わんばかりにはたき落された





伊月『なっ!?』




高尾『零蘭ちゃんにいいとこ見せないといけないから...すいませんね!』





はじかれたボールはそのまま秀徳の手に渡る






まずは先制点と言わんばかりにゴールへと走って行く。



ゴール前はがら空き。





でもね....忘れちゃダメよ






『テツヤ!!』





ビシッという音と共に、テツヤがボールをはじく





リコ『よっしゃ!でかしたぁ!!』




でもそのボールを拾ったのは誠凛ではなく





ゲッ!!真太郎!?





ボールを手にするとそのままシュートの体制に入り、力強く地面を蹴る






ドゴッ!!





大我!!






そう簡単に入れさせてたまるか、そう言わんばかりに真太郎のシュートを叩き落す




彼等の気迫と目まぐるしく変わる展開に息をするのまで忘れてしまいそう





でも、こんな試合が見たかったの.....







/ 290ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp