• テキストサイズ

白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第15章 ★WC予選開始★









日向先輩の言葉にコート上のみんなの意思が一つになった瞬間を垣間見た気がした





ちょっとなんか違う気がするけど....(苦笑)





試合開始のホイッスルが会場に響き渡る。試合は思った以上に流れは悪い。その原因は大我に対するダブルチーム




予想はしていたけど、相当ラフにきてるわ。なんて乱暴なチームなの





大我は大我で自分のプレイを制限され苛立ち始めてるし





木吉『火神!顔コワいぞ!もっと楽にいこーぜ!!』





火神『いてっ、いてーって!叩きすぎ!です!!』





荒れ狂う大我をたしなめたのは木吉先輩だった。この状況でも彼は相変わらず穏やかな表情だった






木吉『日向、そろそろボール回してくれ』





日向『大丈夫かよ?』





木吉『試合はまだ始まったばっかだ。楽しんでこーぜ』




二人の会話が届き思わず笑みが零れる。かなり信頼しあっているのね....





それからというもの、木吉先輩の活躍によりどんどん点差が縮まっていく





リコ『彼の手はボールを片手で掴めるほどに巨大なの。それ故に常人ならボールを放してしまうタイミングでも選択を変更することができる。つまり彼のプレイは予測不可能…いや、予測すら無意味。相手の動向を見てから手を変える、後出しの権利を持っているのよ』







/ 290ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp