白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第15章 ★WC予選開始★
そしていよいよウィンターカップ予選が始まった
『やはり新鮮ですね♪』
リコ『でしょ?』
今回のWC予選から私達誠凛のユニフォームが新しくなったことで心機一転したのだ
そんな新ユニホームを着た誠凛はとってもかっこよくなった
誠凛と丞成高校が整列する
すると何故だか丞成側の一人が私達を見て涙を流し始める
な、なんだろう.....?
?『オイ!どうした鳴海っ!?』
鳴海『ひどいっす主将…なんですかアレ…』
?『は!?』
鳴海『女…相手の、カントク女って言ってたのに…もっとこうボインっつーか…テンション上がんね~っつーか…色気ゼロじゃん!!』
はい!?
リコさんの方を向きながら指をさし彼はオレのトキメキを返せー!!と悲痛な声で叫ぶ
しかし私と光に気づくと暗かった顔をパアッと明るくした
鳴海『でも待てっ!!あのマネージャーズ、超絶可愛いぃぃぃぃいいいい!!!!!!特にあの白髪の子!!』
『......光、私の後ろに隠れて。貴女を下心満載の目で見させたりしないわ』
立花『いえ、お姉さまこそ私の後ろに。麗しいお姉さまをいやらしい目で見るような輩は私が成敗しにいきますので(黒笑)』
私達がニコニコと笑みを浮かべていると隣でリコさんがゆらりと立ち上がった
さすがにヤバイわね....(汗)いろんな意味で
『あの、リコさん?気にしなくて良いと思いますよ?今のままで十分魅力的ですし....』
立花『そ、そうですよ!あの人のみる目がないんですよ!!』
私と光でヒヤヒヤしながらリコさんを宥めていると彼女は未だかつて見たことがないような素晴らしい笑みを浮かべて親指を立てると、そのまま指を自分の首に横切らせてからスッとそれを下に向けた
リコ『"ブチ殺せ♪"』
コート上のみんなが一気に冷や汗をかく。私達も例外ではなく光と二人で抱き合ってビクビクする
こ、怖いわ.....
日向『全員いいな…負けられねェ理由一つ追加だ。負けたらオレ達がカントクにブチ殺される』
『『『おおう!!!』』』