白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第15章 ★WC予選開始★
今日からWCが始まる
大輝のチーム、桐皇に負けてから私達誠凛はもっと強くなった
もう負けるわけにはいかないの
勝つために、本当に見たかったあの景色を探すためにも
リコ『そろそろ行くわよ!全員そろってる?』
『待ってください、テツヤがまだ…』
黒子『あの…います』
立花『きゃぁああ!?.....いましたね...』
さっき数を確認した時には確かにいなかったテツヤがそこにいた
でも、なんか.......
『今回はウソでしょ?走ってギリギリセー
フってところね?』
黒子『…...』
リコ『黙秘かい!』
走ってきたのかしら?ちょっと汗かいてるし
日向『じゃ行くぞ!忘れもんとかねぇな?』
リコ『何言ってんのもう!それをこれからとりにいくのよ!』
そう、忘れ物を取りに行くの。私たちはそれぞれの思いを胸に、予選会場へと向かったのだった
『今年のウィンターカップは何周年だかの記念大会ということで、インターハイ優勝・準優勝の2校は無条件で出場が確定しています。その分出場校が増えるんです』
立花『…つまり“キセキの世代”主将赤司征十郎君を獲得した洛山高校、青峰君のいる桐皇学園は特別枠で既に出場が決定。更に先週の予選で無事通過した黄瀬君のいる海常高校、"キセキの世代"の1人、紫原敦君のいる陽泉高校も通常枠で出場決定してきます。』
リコ『分かってると思うけどこれから私たちが向かうのは東京代表2校をかけた予選。予選出場校は全部で8校、今日の試合でまず4校に絞られ勝ち残った4校でリーグ戦を行い上位2校がウィンターカップ出場校になる。ただしこの8校はインターハイ予選の上位8校、つまり全て夏に結果を残した学校よ』
『今日の相手は6位の丞成高校!絶対勝ちましょう!!』
『『『おお!!!』』』