白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第14章 ★新たな仲間とストバスでの再会★
黒子『大丈夫ですよ、桃井さん。青峰君もちょっとカッとなって言いすぎただけです。本当に嫌いになったりしませんよ』
桃井『…テツ君』
『あのバカは素直じゃないし、だからそんなことしか言えなかったのよ。大丈夫よ、大輝もきっと今頃捜してるだろうから、もう帰りましょ?』
桃井『零蘭ちゃ~ん!』
日向『火神、アレだよアレ』
火神『うっさいなー、わかったよもう!!…です!』
今度は感動で涙してしまったさつきをよしよしと宥めているテツヤと私を指さして日向先輩が言うと、散々非難されてしまった大我はなかばやけになりなら返答した
さつきが落ち着き、外も真っ暗になった頃、駅まで送るために外に出た
『テツヤ、後は任せても良いかしら?』
桃井『え?零蘭ちゃん、来てくれないの?』
『ふふっ、どうせならテツヤと二人の方がいいでしょ?行ってきなさい』
黒子『分かりました。』
桃井『う、うん...(テツくんは好きだけど、零蘭ちゃんのことだって、本気で....)』
二人を見送ったあと私はある人物に電話を掛けた
その相手は数コールもしないうちに出てくれた
紫原『どったの~?白ちん』
『あぁ、敦?今日借りちゃったジャージ、明日までに返せそうなんだけど、どこにいるの?』
紫原『んとね、駅の近くなんだけど....』
『分かったわ。じゃあ明日その時間に会いに行くわ』
紫原『うん♪じゃあ俺入り口で待ってるから』
『ありがと、じゃあお休み』
明日会えるのが嬉しいのか若干テンションが上がった敦の声を聞いて安心した。よかった...嫌われてなかった
その後一足早く帰らせてもらい、家に帰ると直ぐにジャージを洗濯機&乾燥機にかけた
明日、また敦に会える....多分辰也もいるんでしょうね....
楽しみと不安が入り交じるなか私は眠りについた