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白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第13章 ★黄色と青の対決★








大輝が点を決めれば涼太も同じフォームで点をとる





いけるかもしれない.....






そう思っていた矢先







バシッと大輝がボールを弾いた






原因は、涼太が撃つとみせかけ後方で控えていた笠松さんにパスを出そうとしたからだ





完全な判断ミスね





読めていた大輝は直ぐ様弾いた





それからは大輝が勝機をつかみ始めた




ミスを悔やむ涼太を鼓舞するように笠松さんが声をかける




ほんとに良いチームに入ったわね、涼太













だけど.....






審判『試合終了!!98対110で桐皇学園の勝利!!』






最後、ダンクを決めようとした大輝を必死に止めようとした涼太





でも力で押し負けてしまった




追い打ちをかけるようにキセキの世代のコピーで体が消耗しすぎたのか立ち上がることができなくなっていた





そんな彼に手を差しのべ、肩を貸し歩いてくれる笠松さん





『お疲れ様....涼太』

















『おめでとう、大輝』





青峰『おう....』





『どうしたの?もっと喜んでも良いんじゃない?』





青峰『俺が勝つのは当たり前なんだよ』





『まだそんなこと言ってるし』






試合のあと、なぜだか知らないけど急に大輝から呼び出しを食らった私は会場近くの公園に来ていた





『次もし私たちと当たることになったら覚悟してなさいよね?』





青峰『それはこっちの台詞だっつーの』





言いながら私の膝に寝転がる





『次こそは勝つわ。待ってて.....それと、お疲れ様』






青峰『ん....』





暫くの間頭を撫でてやっていたら、満足したのか起き上がり腕を掴むと家まで送ってくれた










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