白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第13章 ★黄色と青の対決★
試合シーンはかなりぶっとばします
先制点を決めたのは海常の主将、笠松さん
でもすぐさま向こう側の選手....桜井君、だったかしら?彼が点を決め同点になる
第1Qは涼太が大輝に必死に食らいついたおかげで、海常優勢で終わった
しかし続く第2Qでは大輝のプレイが波に乗る
涼太はだんだんと歯が立たなくなり海常は2桁のリードを許してしまう形となった
そんな中の第3Q
黒子『零蘭さん、あれは...』
『えぇ、涼太がやろうとしてること。それは、大輝のコピー』
立花『そんなこと、出来るのですか?』
『出来るもなにも、もうやりはじめてる』
それでもやっぱりキセキの世代のコピーは困難を極めてる
中々物にできない涼太をカバーするように海常一同がサポートにはいる
涼太....貴方なら出来るわ...大輝のコピー
彼にずっと憧れて追ってきた貴方なら!!
涼太と大輝の1on1
すると急に涼太の雰囲気が変わった....
観客席の私達でさえもそれを感じ取れるぐらい
彼の気迫を帯びた目に思わず身震いすると同時に会場全体が緊張の糸を張りつめさせる
彼が動く......そして....
観客『ついに黄瀬が、エース青峰を.....
抜いたー!!!!!』
さすがに予測できてなかったのか、ベンチのさつきも目を見開いて驚いている。だけど何よりも驚いているのは涼太に抜かされた...大輝
青峰『調子にのってんじゃねぇぞ、黄瀬ぇぇえ!!!』
レイアップを決めようとする涼太を追いかけるように飛び上がる大輝
でもきっとそれは成功しない、寧ろ体がぶつかるんじゃ
案の定大輝は涼太に接触してしまい、ファールをとられる。更に涼太は笑いながらレイアップをやめ後ろから前へ放り出しゴールを決めた
会場が歓喜に包まれる
『スゴいわね.....』
立花『あれが...コピー』
そこからは大輝と涼太の点の取り合いが始まった