第13章 ★黄色と青の対決★

黄瀬『零蘭っち、また見ないうちに色気増したんじゃないんすか？』





『そう？あまり変わってないと思うけど』






黄瀬『絶対増したっす！あーもー！！』





ギュムッと強く抱き締められる





黄瀬『これじゃあ、零蘭っちに惚れる奴増えるじゃないっすか....心配っすよ』





『安心して、今私の心は貴方にしか向いてないから♪』






黄瀬『ホント....酷い人っす///』













涼太と別れた私は携帯をとりだし、大輝に電話を掛けた





青峰『あ？何だよ』





『これから試合だから応援してあげようと思って』





青峰『いらねーよ。どうせ俺が勝つんだからな』





『もう、意地っ張り。折角頑張ってのキスあげようと思ったのに』





青峰『...今すぐ控え室にこい』





『クスッ、だーめ♪応援拒否する人にはあげないわ。どのみちもう始まるから♪』





青峰『ちっ！！』





『大輝』





青峰『ん？』





『頑張って...』





青峰『おう、見とけよ。俺が勝つところ』













立花『お姉様っ、こっちです！』





誠凛組を探していると、私に気づいた光が手をあげてくれたお陰で合流できた





『ありがと、光』






立花『いえ♪』






ほんとに可愛いわね








黒子『どうでしたか、黄瀬君は』





『んー、ちょっと固くなってた。でも大丈夫よ、あの子なら』






黒子『そうですね...』










(それで、黄瀬君に何かしてあげたんですか？)



(え？)



(先程彼から何だか嬉しそうなメールを貰ったので)




(.......はぁ.....)