白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~
第12章 ★夏合宿★
緑間『お前は散々言われてきたからな、慣れたのだろ?』
『そういうこと、流石真太郎ね、良くわかってるわ♪』
緑間『当たり前だ、この中では俺が一番お前を知っているのだからな』
フンと自慢げに笑い、私の肩を抱く
『ふふっ、貴方はとても理解してくれて嬉しいわ♪好きよ、真太郎』
緑間『俺もだ、この世の誰よりもお前を愛している。未来永劫な...』
『ありがとう、今のは少しときめいたわ』
黒子『緑間君、ずるいです...』
『ならテツヤも私をときめさせなさいな』
真太郎の胸にすりより挑発の笑みでテツヤを見つめる
黒子『分かりました』
そう言って真太郎から私を奪うように引き離し、抱き締める
『わっ...』
緑間『っ、黒子っ...』
黒子『零蘭さん、他には何も要らないと思うほどに貴女を愛しています...どんなことからも貴女を守るとか誓います、ですからずっと僕を見ていてください』
まるで騎士のようにその場に膝まづき、私の手をとり甲にキスをした
『ふふっ、ありがとうテツヤ』
黒子『ときめきました?』
『ええ、とても♪』
火神『おい、俺にも寄越せ』
グイッと引き寄せられ、今度は大我の大きな体に包まれる
火神『....俺はこいつらみてぇに満足できるような言葉は言えねぇ...だから態度で示す』
すると首もとに顔を埋められ、そっと舌で舐めあげられる
『っ///んっ///』
火神『(零蘭、好きだ....)』
燃えるような瞳が私を射抜き、唇に熱が点る
『んっ....』
火神『はっ...なぁ、伝わったか?』
『充分すぎるくらいに』
火神『なら、良かった...』
高尾『んじゃ、最後は俺?』
『そうなるわね、和成』
おいで、と両手を広げる和成の胸に迷いなく飛び込む
彼らしい爽やかな香りがした