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初恋物語

第1章 運命の出会い


翌朝10時、ゆぅは隼人の声に起こされる


「ゆぅクン、起きて!
遅刻するよ」
「ん…13時までって言ってなかった?
まだ眠いよ」
「急遽変更で10時からになったんだよ
新任教師を早く見たいという一部の女子からの希望で
だから早く起きて」
「…わかったから先に行ってて」


半分寝ぼけているが直様支度にとりかかる
ゆぅが準備を終えたのは10時半
完璧に遅刻だ
その間に隼人は先に行ってしまったみたいだ
学校に行くとやはり風紀委員に怒られてしまった
トボトボと歩いてると目の前に男性がこちらに歩いてくるのがわかった
その男性は昨日初めて逢った男性だった


「ゆぅクン、おはよ」
「お、おはようございます
遅刻してすいません」
「いや、大丈夫だよ
オレも新任初日で緊張してからか遅れてきちゃって…
でも嬉しいな
朝からゆぅクンに逢えるとは思ってかったから」


その言葉にゆぅは頬が赤くなってしまう
2人で歩いてると教室についた
教室にはゆぅが先に入り数分して男性が入るようになった
慎之介が教室に入って数分後、男性が教室に入る
ガラガラ、テクテク


「えー、今日からこのクラスに就任することになった夜神柊です
これから1年といっても今は7月ですがみなさんと仲よくなっていきたいと思っています
よろしくお願いします
ってことで今から自己紹介と言いたいんですがまずは質問コーナーからにしましょう」


その言葉に女子生徒からいろんな質問をする

(先生、いくつですか?)(好きな食べ物は?)(彼女いますか?)(好きなタイプは?)

などなどまぁどこでもあるような質問をする女子生徒
それに対し柊はしっかりと答える


「夜神柊、年は21だ!好きな食べ物はフルーツで彼女はいません!うーん、好きなタイプね…仕草が可愛くて守りたくなるような子が好きかな
ちなみにそこにいる熱海隼人とは従兄弟です」
「隼人、そうなの?
柊先生と従兄弟って
でもあれ?あの人って…」
「そうだよ!いやー、あの人って言ったほうが面白いかなーと思って」
「そうだったんだ
柊先生か…」


ゆぅはただただジーッと柊を見ていた
彼らが恋に落ち付き合うまであと数ヶ月



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