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初恋物語

第6章 初体験


『わー!急がないと』


あれから先生…いや、柊にキスされてから数分経った
時計を見るとそろそろ学校に行かないといけない時間
柊のバイクに乗っていけば十分間に合うが俺たちが同棲?していることを知っているのはほんのわずか
だから他の生徒に見られるわけにはいかない
俺が急いで支度しているが柊は呑気にコーヒーを飲んでいる
大人の余裕ってやつかな?


『柊!早くしないと遅刻しますよ』
「バイクに乗せてやるから大丈夫だろ
可愛いゆぅを他のやつに見せたくない
もっとキスしたい」
『な、何言ってるんですか?
ダメですよ。早く行きましょ
…夜ならいいですよ』
「夜ならいいんだな?その言葉、忘れるなよ
今夜は寝かせないからな」
『…っ、耳元で囁かないでください!
もぅ!先に行きますよ』
「…先に行くのか?
夫婦の場合、こうゆうときは行ってきますのチュゥするんだけどな
お前はしてくれないの?」
『んっ…い、行ってきます』


軽く柊の唇を奪い猛スピードで学校に向かう
途中で俺を見る人もちやほやいるけどそんなことは気にしてないし構ってもやれない
時計を見るとなんとか間に合い、安心しながら教室に向かった



~おまけ~


ゆぅが学校に向かって数分後、柊はバイクで学校に向かい駐車場にバイクを止め職員室に向かった
自身の机につき隣の席にいる学生時代の後輩、小百合に声をかける
ちなみに小百合はれっきとした男だ


「さーたん、今日もゆぅ可愛かったよ♡
あの容姿は天使だね
はぁ♡早く愛おしいアイツに会いたい♡」
「だんだん呼びが変わってる上、その呼び方はやめてくださいよ!」
「オレのゆぅ、世界一可愛いよ♡
アイツ以外に可愛い人は世界中どこを探してもいないよ
女のいない世界でアイツと毎日ラブラブしたいよ♡」
「はぁ…その子も大変ですね
ま、この人に愛されて幸せなんだろうな
極度の女嫌いと恋人溺愛&過保護なのが欠点だけど」
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