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初恋物語

第1章 運命の出会い


風呂に入り終わった2人は部屋で好きなように寛いでいる
ゆぅはアニメの鑑賞、隼人はロードレースの雑誌を読みながらお菓子を食べている


「やっぱ箱根学園の生徒はかっこいいよなぁ
ゆぅクン、見てよ!この人、俺と一緒の名前なんだよ
運命感じる」
「同姓同名の人なんてどこにでもいるでしょ
それに隼人の苗字、熱海じゃん」
「名前が一緒ってだけで俺は運命を感じるのさ」


ロードレースの雑誌を見ながら変なポーズをしたりしている隼人に呆れながらもゆぅはアニメを見ながら先程の男性を思い出す
あの人、女子が言ってたように若かったなぁ
名前…なんていうんだろう
隣で「うさぎ可愛いなぁ」とぼやいてる彼に聞いてもきっと教えてくれないだろう
とにかく明日に備えて早めに寝よう
寝室に行こうとするゆぅに隼人は声をかけた


「あっ、明日昼登校だってさ
新任の紹介やらあるらしい
13時までに教室に集合だって」


それを先に言ってよと内心思いながらもゆぅは了解と伝え自室に戻った
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