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初恋物語

第1章 運命の出会い


しばらくして浴室から出り、部屋で寛いでいるとチャイムが鳴った
チャイムが鳴るってことは他の人が間違えて来たのかな?
誰だのだろう
扉を開けると知らない男性がいた
私服だから生徒か教師かわからない


「隼人!いるのか・・・おや?見かけない子だね
同室の子かな?」
「あっ、隼人は今お風呂入りに行ってます
そろそろ帰ってくると思うので中で待ちますか?」
「君がそうしたいならそうするよ」


慎之介は見知らぬ男性を中に入れさせる
冷蔵庫からアイスを取り出し男性に渡す


「何から何までありがとうね
にしてもここ、懐かしいなぁ」
「いえ。えっ?懐かしいって・・・」
「ここ、オレの母校なんだ
それにこの部屋も以前使ってたからね
といっても数年前なんだけど
君の名前、聞いていいかな?」
「あ、相沢ゆぅです
あなたは?」
「オレは「ふーっ、さっぱりしたってなんでいるの?」あっ隼人!久しぶりだなって勝手にセリフ遮らないでくれる?」
「まさか本当に来るとはね
明日俺たちのクラスに就任してくるよね?ここに来て大丈夫なの?」
「いやー、さっき元担任と遭遇したから大丈夫でしょ
じゃゆぅクン、アイスごちそうさま
今度お礼するからな」


男性はドアを閉めて部屋から出た
隼人はドアに視線を向け、そのあと慎之介を見た
その表情は怪しい笑みを浮かべている


「ゆぅクン、惚れた?」
「な、何言ってるの?
初対面だからそんなこと…」
「恋は突然訪れるからね
恋に落ちるのに時間なんて関係ないんだよ」
「…」


ゆぅは内心を隠すが隼人にはバレバレだ
密かに二人がラブラブになるといいなと思う隼人であった
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