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初恋物語

第6章 初体験


どれくらい時間が経ったんだろう
気がつくともう夜の11時になってる
あれから先生と会ったけど微笑むだけで何もしてこない
もしかして俺のこと嫌いになったんじゃ…
それに俺は男だからやっぱり愛し合うのが嫌なんじゃ…
俺は先生と愛し合いたいな
好きな人だから大切な日にしたい


「って俺、何考えてるんだ?
これじゃ襲って下さいって言ってることになるよね
先生、隼人や流先生と付き合ったことあるからもう経験済みだよな
うぅ、緊張してきた」


お腹を抑えてるとドアがガチャと開いた
入ってきたのは先生だった


「ゆぅ?どうかした?
オレの部屋でお腹抑えて
痛い?」
「いえ、大丈夫ですってえっ?
ここ、先生の部屋だったんですか
すいません、お邪魔しました」


先生の部屋たったなんて知らなかったな
部屋から出ようとした時、不意に腕を引かれ部屋の奥に連れだされベッドの上に放りだされ先生が俺の上に跨る
急にこんなことになったため身体が震えだす
目からは涙が溢れ視界がぼやける
ただ分かることは先生が辛そうな表情で俺を見てることだけ


「急に押し倒してゴメンな
まさか震えるとは思わなくて
大事にするって言ったばかりなのにな
怖い思いさせてゴメンな」


俺から離れる先生の腕を掴む
腕から伝わってくる先生の想い
俺を大事にするっていう気持ち
一生俺を守るという熱いハート
そして俺を誰よりも愛するという想い
そんな感情が腕から伝わってくる
この人を離したら俺はまた一人ぼっちになる


「先生、大丈夫だよ
怖いけど先生なら何をされてもいい」
「でもオレ…汚れてるよ?
知っての通りオレはこれまで隼人や流を抱いてきた
そんな汚れたオレでもいいのか?」
「先生じゃないとヤダ
先生は汚れてないよ…だから」
「本当にいいのか?」
「うん」
「優しくするから」


耳元で甘く囁かれゆっくり押し倒された


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