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初恋物語

第5章 記憶喪失


荷物を整理してる間、先ほど先生に奪われた唇に触れる
熱がこもってて暖かい


「///先生、不意打ちすぎるよ
あんなことされたら誰だって照れるよ
とりあえず荷物整理しないと」


でも先生にされるのは嫌いじゃない
むしろもっと触れて欲しくなる
荷物整理が終わり廊下に出ると壁に押し付けられた
あれ?これどこかで見たことがある気がする
ただ前と違うのは寮生の人が何人かいるということ
先生の雰囲気がいつもと違う
大人っぽくて色っぽくてドキドキが止まらない


「あの…先生?ダメですよ
生徒が見てますよ」
「確かに今の君を他の男に見せるわけにはいかないな
誰にも見られない場所に行くよ」
「ちょ、先生?」


先生に腕を引かれ着いたのは先生の部屋だった
先生の部屋の鍵は指紋センサーだから先生じゃないと開かない
つまり2人きりだ
先生の部屋を見ることはできず寝室のベッドに押し倒された
顔が間近にあるから直視できない
ゆっくりとネクタイを外される


「なぁ、それ以上その顔を他の男に見せるな」
「せんせ?…や、やだ…怖い」
「ゴメン…つい感情になってしまって
ゆぅは純粋だから襲ったらダメだってわかってる
でも止められなくて…ゴメンな」


この先の行動は想像するだけで震えてくる
俺から離れセンサーに指を触れる先生の姿が見える
ヤダ、俺から離れないで…
胸元をあけてる後ろ姿の先生に後ろから抱きつく


「せんせ…行かないで
一人にしないでよ」
「一人にしない、ずっと傍にいる
だから泣くな」


顎を掴まれ優しく口づけされる
それだけで俺の心臓はドクドクしてる
一緒に荷造りし流先生のところに向かった



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