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初恋物語

第3章 初恋


あれから数日経った
この数日の間に俺は先生から勉強を教えてくれるがスキンシップが多くて緊張する
恥ずかしいと思いながらも先生からの行動に嬉しく感じる
時々先生が他の生徒に勉強を教えたり話している場面を見る度胸の奥がズキズキと痛む
この気持ちはなんだろう
そんなことを考えてると先生から話しかけられた


「ここはこうなって…ゆぅクン?聞いてる?
なんか悩んでることあるのか?」
「えっ?えっと」


唐突に言われ肩がビクッとする
話していいのだろうか、小さな悩みを
でも話さないと勉強に集中できない
決心して俺はココアを飲んでる先生に悩みを打ち明けることにした



「あの…最近ある人を見てると胸がモヤモヤしたりズキズキ痛むんです
その人のそばにいるだけで嬉しかったり他の人と話してるところを見ると胸が痛むんです
俺、この気持ちがわからなくて…
先生、この気持ちはなんですか?」
「ゆぅクン、それは恋だよ
つまり君はその人のことが好きなんだ
好きな人と両思いになれるといいな
応援するよ」


先生の言葉にドキっとする
俺は先生が、好きなんだ
頬が赤くなってくのがわかる
先生はどうなんだろうか
俺のこと気になってるとは言ってたけど好きとは言われていない
振り向かせるにはどうしたらいいんだろう
それに先生は俺の気持ちに気づいていない
教師と生徒だから?俺が男だから?
俺は先生だったら初めてを全て捧げれるよ
苦しい、辛い
好きな人が自分の恋を応援するっていうなんて
溢れてくる想いに涙がこぼれそうになる


「ゆぅクン、大丈夫?
今日は勉強やめとこうか」
「大丈夫です、気にしないでください
もう平気なので」
「そんな状態じゃダメだ、こっちに来い」


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