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初恋物語

第2章 保健室


寝室まで歩き#NWME4#はゆぅをベッドに下ろす
額を触ってみるとまだ熱くなってる
水分補給しないとと思い柊はゆぅに質問することにした

「まだ熱が引かないな
飲み物持ってくるけど何がいい?」
「ポカリか…オレンジジュースがいいです
なければ水で十分です」
「そっか!すぐ持ってくるから待っててな」


柊は寝室を出て飲み物を持ってくる間、ゆぅは今日の出来事を思い出す


(そういえば先生はなんでキスしたんだろう
確かマンガでは好きな人とするってあったような
先生、優しいから学生の時はモテたんだろうな
…あれ?さっきから先生のことばかり考えてるような気がする
この気持ちは一体…)


モヤモヤしながら考えていると先生が戻ってきた
手にはオレンジジュースとアップルジュース、他にもいろんなものがある
起き上がろうとするがまだフラフラしている


「オレンジジュース持ってき…っと、大丈夫か?
まだフラフラしてるみたいだから冷静にしないとな
一応リンゴや桃などフルーツものを持ってきたけど食べれるか?」
「桃がいいな
すごく大好きなフルーツだから」
「わかった!はい、あーん
美味しい?」
「すごく美味しいけど恥ずかしいよ
それに好きな人としないと…」
「…もしオレがゆぅクンのこと気になってるって言ったらどうする?」
「えっ?」
「ふっ、顔真っ赤になってるよ
まぁ気になってるのは本当だけどね
これからもっとゆぅクンのこと知りたいな
オレ、気になってる人にはとことん惚れさせるから覚悟しててよ?
そろそろ寮に戻るからゆっくり寝てな
おやすみ」
「お、おやすみなさい」


柊が部屋を出たあとゆぅは枕で顔を隠した


「…っ、不意打ちすぎるよ、柊先生
そんなこと言われたらめちゃくちゃ意識するよ」


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