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初恋物語

第2章 保健室


どれくらい時間が経ったのだろう
気づくと授業終了のチャイムが鳴った
これから夜間の授業があるから早く教室に向かわないと
教室に行こうとすると携帯が鳴った


「もしもし、隼人?どうしたの?」
(あーいや、ゆぅクンまだ体調悪いでしょ?
柊がまだ体調悪いなら授業は休んだほうがいいって
だから気分悪いなら寮に戻ってるんだよ?)
「いやでも、先生の授業をしたいから…
授業に出るよ」
(柊がゆぅクンに伝言だって
病み上がりだから授業は休みなさいってさ
勉強は空いた時間に教えてやるって言ってるよ
あっ、ちょっと柊に変わるね
俺はちょっと離れるから二人きりでゆっくり話すんだよ)
(ゆぅクン、今日はゆっくり体を休んでいるんだよ)
「せんせ…喉…乾いた」
(今から向かうからそこで待ってて)


先生にそう言われその場で待っていると足音が聞こえた
走ってきたのだろう、息が荒くなっている


「はぁはぁ、大丈夫…ってまだ顔が赤いな
寮まで運んでやるからしっかりしてね」
「せんせ…あり…がと」
「はは、ホント可愛い奴だな
っと着いたな」


しばらく歩いてると寮に着いたので2人一緒に中に入った
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