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色とりどり

第7章 3D2Y


シャンクス「成る程俺たちに警戒してるのか?」

アルティ「人間如きが、我輩に話しかけるのか?」

この赤髪の男は子供のように笑い出し言う。

シャンクス「がっははは! 今動けない状態で俺たちに叶うはずがない」

前足に力を入れるが、立てない。

シャンクス「腕の骨、肋骨、内臓破裂してんだ動けないだろ?」

確かあの時に、シャボディ諸島でバーソロミュークマに飛ばされた消えゆく仲間を助けようとして。

アルティ「戻る」

シャンクス「何処へだ?」

往復前進で行こうとする。

前の方に男が立つ。

アルティ「シャボディ諸島へ」

全身からは血が出てくる。

関係ない

ルフィに恩返しをしたい

守りたい

仲間を守りたい

こんな人間達に構ってる暇などない

シャンクス「ここからシャボディまで、船で一ヶ月は掛かるぞ」

だめだ頭がクラクラする

目を瞑ってしまう

あれから無人島に滞在して

あれから二日

怪我はまだ癒えない

包帯で全身グルグル

集合は明日

なんとしても行かなければ

目の前に新聞が落ちてきた

目の前のトップ記事に『火拳のエース死亡』

ルフィのあの気さくなエースのお兄さん。

会ったことある

アリス視点

アリス「エースが死んだ?」

前足で新聞を掴む

くしゃくしゃになってしまった。

ルフィ

シャンクス達は出かけてしまった

あれから二日

戻ってきた

新聞が届いた

ルフィの写真

生きてた良かった

右腕にはタトゥーが入ってる

3Dにはバツが入って2Y?

なんの意味だろう?

シャンクスも新聞記事を見たがわからない様子。

しばらく見つめて考える。

そうだ、シャボディ諸島に三日後に集合していた。

集合は三日後じゃなく。

ツーイヤーズ二年後

アリス「ルフィ了解」

シャンクス達は首を傾げているが、私はルフィからのメッセージを受け取った。

力をつけてまた会うんだ。

アリス『二年後にシャボディ諸島で!』

次の日

私はシャンクスにお願いをした。

怪我は大分治ったから鍛錬を始める。

まずは覇気の取得から

目を瞑って

気持ちを落ち着けて

練習をする
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