第7章 3D2Y
バーソロミュークマに飛ばされた。
地面に勢いよく落ちた。
目をゆっくりと開けると海岸だ。
無人島かな。
海賊人だろうかの男の人が私を見下ろしている。
海賊?「大丈夫かい?」
背中が痛い
足も痛い
身体が動かない
喋らなきゃ。
アリス「ここはどこですか?」
海賊?「新世界の無人島だよ」
無人島? 新世界?
訳の分からない場所まで飛ばされたなぁ。
海賊さんは私に手を伸ばして肩に腕を回させて、立たせるのを手伝ってくれた。
海賊?「お頭のところまで、とりあえず歩くぞ」
船長だろうか?
麦わらの一味なのに、勧誘されたら御免だ。
ゆっくりと歩き、森の中に入ると俯いてる人達。
なんか迫力がある。
海賊?「お頭連れて来たぜ、さっき空から飛んで来た女子」
???「そうか・・・・」
どうゆう人なのかよく影で暗くてよく見えない。
海賊?「大怪我してるんだが」
???「医者を呼んでこい」
手を離されて、地面にヘタリ込む。
日差しが雲から出て来て、ようやく俯いてるとやらの船長の姿。
赤い髪?
あれって・・・・。
ルフィの言っていた赤髪のシャンクス?!
アリス「あの・・・」
シャンクスは頭をあげて私を見て言う。
シャンクス「お前は麦わらの一味じゃなかったか?」
覚えてるの?
アリス「知ってるんですか?」
シャンクス「手配書は読んでる」
手配書を出された。
街の新聞記者だと思って、ニッコリと写ってる写真。
アリス
生死のみ、殺した者、傷を負わせた者死刑とする。
懸賞金 望むまま上下金額制限なし。
シャンクス「何があった?」
話してもいいのだろうか?
海賊1「お頭ー! 医者を連れて来ましたぜ」
医者に診察をしてもらった。
医者「ふむ、肋骨6本骨折、足の骨骨折、右腕骨折、内臓破裂しておる」
全身が痛いわけだ。
痛い
やばい
意識を失いそう
目が暗くなる
姿が変わってしまった
大きな化け物の姿に。
目をゆっくりと開ける
シャンクスが近づいてきて言う。
シャンクス「これが、海軍が求めてる力とやらか」
ベックマン「そうだろうなぁ、化け物だ」
シャンクス「ルフィは面白い仲間を持ったな、下手をすれば四皇の力を持つお前がルフィの仲間とはな」
四皇の力?
歯をむき出しにする。