第6章 バレンタイン
アリス「サンジ! ごめん探してたんだよね」
サンジ「いいさ、別に。 それよりこれおやつとドリンク、おやつはチョコレートのプリンとドリンクはシンデレラと言ってノンアールドリンクだよ」
綺麗な水色のドリンクだなぁ。
サンジ流石
私が作ったお菓子とは比べものにならない
サンジ「アリスちゃんが後ろに隠してる物何?」
アリス「これ?」
そうだ、本命チョコだ
渡すチャンス
誰もいないし
一味に聞かれることもない
二人きり
そう今は二人きり
心臓がバクバクしてきた
どうしよう手が震える
アリス「あ・・・あのね・・・サンジ・・・こ・・これうけ・・・受け取ってください!」
目をつぶって目の前に差し出す
サンジ「俺に? 義理?」
アリス「私・・・サンジの事が好き! 男の人として好きなのだから付き合ってください」
受け取ってくれた
サンジ「あーなんつーか、ありがとう。 俺もアリスちゃんのことは好きで会った時から一目惚れしてた、俺さ女性に優しくしてるけどみんなプリンセスだって思ってた」
顔を上げるとサンジは顔が真っ赤になってる。
サンジ「けれど違うんだ、特別なプリンセスと思えるのはアリスちゃんだけなんだ。 だからこれからナミさんやロビンちゃんに優しくするけど勘違いしないくれ、俺にとって一番のプリンセスは君なんだと」
アリス「もちろん、私もサンジは特別だし今後は料理も一緒に作ろう頑張って二人でいつか店開こう」
その言葉を、聞いたサンジは号泣しちゃって
抱き締められて
幸せな日を過ごした。