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色とりどり

第6章 バレンタイン


サンジside

キッチンで私はナミに5日前から、チョコレートのお菓子を教わってる。

いよいよ明日はバレンタイン当日。

意外とナミはチョコのお菓子とか作れる。

最初は有料と言われたんだけど、ロビンの計らいで無料にしてもらった味見はルフィにしてもらってる。

美味いと、食べるんだけど。

見た目と型崩ればかり。

やっぱり見た目と型崩れしないようにしなきゃ。

あげるのはこの船のコックなんだもん。

いつも美味しいご飯や、オヤツを作ってくれてる。

戦ってる時はカッコいい。

ナミ「アリス手が止まってるわよ」

アリス「ごめん」

ふるいにかけた薄力粉とバターを手で混ぜる。

混ぜ終わって、本題の形作り。

サンジ喜んでくれるかな。

へにゃと曲がってしまった。

丸めてやり直し

余計なこと考えちゃダメ

集中しなきゃ

今度こそ

ゆっくりとハート形に・・・。

慎重に

綺麗な形に出来た!

あとは焼くだけ

オーブンに入れてあとは待つだけ。

ナミ「よし、綺麗に出来てるから次は上に乗せるジャムね」

鍋にジャムと砂糖を入れてヘラでかき混ぜる。

するとフランキーとブルックがキッチンに入ってきた。

ブルック「美味しそうな匂いがしますねぇ」

フランキー「お菓子作りか? 練習中か? また形がいびつな物焼いてるのか?」

ナミ「あんた達失礼よ! 今回はアリスは頑張って綺麗に焼けてるんだから邪魔よ」

するとまた扉が開いてルフィ、チョッパー、ウソップが入ってきた。

ルフィ「アリスお菓子できたか? 試食させてくれよ〜」

チョッパー「俺にもくれ、あれ美味かった」

ウソップ「美味かったよなぁ、形は別として」

みんな言いたい放題

アリス「多く作ったから味見よろしくね」

ワクワクするルフィ達

一時間後

クッキーが焼きあがって、上に熱々に溶かしたジャムをトッピングして冷蔵庫であと二時間冷やす。

ルフィ「えー冷蔵庫に入れて待つのかよ」

チョッパー「俺はお腹減った」

ブルック「楽しみですね、アリスさんの本命のお菓子」

チョコレートはブラックで、溶かしてあってそれは本命。

ジャムの方はたくさんあって、それがルフィ達用。
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