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色とりどり

第6章 バレンタイン


次の日

いよいよ、バレンタイン当日

お昼に冷蔵庫からラッピングされたチョコレートケーキを取り出して本当はコーラ味のお菓子を作りたかったけど。

バレンタインはチョコをあげる日。

そして告白をするチャンスでもある日。

甲板に出てウソップに話しかける。

アリス「フランキーどこか知らない?」

ウソップ「フランキーなら部屋にいるはず」

部屋のドアの前でノックをすると返事が返ってくる。

フランキー「誰だ?」

アリス「私アリスだけど、入ってもいい?」

フランキー「いいぜ」

ガチャリと開けると、なにかの兵器かな。

まだ最初の段階だ。

フランキー「何の用だ?」

私の方を見るフランキー心臓がバクバク言う。

深呼吸をして、後ろ手にある箱をフランキーに差し出す。

フランキー「なんだこれ?」

アリス「あのね、今日バレンタインだからチョコケーキでフランキーにあげようと思って作ったの」

フランキーは突然泣き出した。

フランキー「俺のためにありがとうな嬉しいぜ」

受け取ってくれた。

アリス「あのね、フランキーそれ本命のチョコで」

ハンカチで、鼻水を拭くフランキーは手で待ったとジェスチャーを出して言う。

フランキー「男としてこれは言わなきゃな、ここは。 アリス本命チョコありがとうな、俺はアリスが好きだ付き合ってくれ」

まさかのフランキーからの告白。

嬉しくて今度は私が泣いてしまった。

フランキー「返事はどうだ?」

アリス「もちろん、私もフランキーのことが大好き」

バレンタインの告白は成功した。
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