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色とりどり

第6章 バレンタイン


サンジ「気が付いてないのは、フランキーくらいだ」

そうだったんだ。

サンジ「膨らんできてる、順調みたいだな」

覗くと膨らんでる面白いくらいに。

すごい。

ロビン「あら、二人とも仲良しね、アリスはいつからサンジ君と仲良くなったの? 普段手伝いしてるけど一番仲が良いのはフランキーじゃなかったかしら」

後ろからロビンの声がしてサンジはすぐに反応する。

サンジ「ロビンちゃ〜ん、何か飲み物い〜る?」

ロビン「せっかくだから、アイスコーヒー頂こうとかしら」

サンジ「は〜い、喜んで〜」

ドリップコーヒーだ。

ウソップの時はインスタントコーヒーなのに。

この格差。

アリス「私もコーヒー貰ってもいい?」

サンジ「いいよ〜、アリスちゃんのためなら何杯でも」

クスと笑うロビン。

アリス「ロビン?」

ロビン「ごめんなさい、アリスがサンジ君と恋人同士に見えたからでもねサンジ君」

ロビン? 目が怖いんですけど。

空気がひんやりする。

ロビン「アリスに手を触れてごらんなさい、私が関節技をするからね可愛い私のアリスは渡さないわ」

ロビンは私にとってお姉さん的存在で大切にしてくれてる。

アリス「フランキーには?」

ロビン「そうね、明日の夕方に関節技でもしようかしら」

決定事項なんですか?

私はロビンのそばによって言う。

アリス「それだけはやめて」

ロビン「ふふっ今回はアリスに免じて、許しましょう。 ただしチョコをあげて告白をしたら、私とデートをすることいいわね」

首を縦に振るう。

ポンポンと頭をなぜられる。

心地いいなぁ。

フランキーの手は大きくて包み込むけど。

ロビンは優しい手つきで安心する。

サンジ「アリスちゃ〜ん、ケーキ焼けたよ〜」

丸いケーキが綺麗に美味しそうに焼きあがってる。

サンジ「これを、型から外してっと・・・」

パカリと綺麗に外れた。

包丁を、渡される。

アリス「これで何をするの?」

サンジ「ハート形に模るのさ」

後ろから、私を抱きしめるように手を添えて教えてくれた。

綺麗なハート形のケーキが出来た。

ラッピングして、冷蔵庫に明日まで保管。
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