第1章 緑色の恋
夜ご飯を食べて、お風呂に入って何時もその後にゾロのトレニーグルームでお喋りして女子部屋に戻って寝る。
部屋の明かりは暗くて、登ってトレニーグルームに行っても本人はいない。
重そうなダンベルが転がってる。
ダンベルを持ち上げると重くて、そっと床に置く。
床に寝っ転がって天井を見上げる。
静かなトレニーグルーム
アリス「こんなに広かったけ?」
静寂の中一人
私はいつの間にか寝てしまっていた。
腰が痛い
目をゆっくりと開ける
???「朝ごはんだよ」
ハシゴの方から聞こえてきた声に、期待して飛び起きる。
サンジ「悪い、アリスちゃんが期待してる人じゃなくて。 クソマリモはまだ帰ってきてない」
アリス「いいのありがとう」
サンジ君と一緒にキッチンに向かって、朝ごはんを食べて終わった後に皿洗いしてると優しい声で話しかけてくれた。
サンジ「これから二人でデートしない?」
アリス「しない」
サンジ「言うと思ったよ、なら二人で食材の買い出しだけでも行かない?」
それならいいかな。
アリス「行く」
皿洗いが終わって、ナミにお金を貰ったサンジ君と一緒に街に出る。
本当に広い街だなぁ。
途中の建物の宣伝広告の張り紙チラシが気になって立ち止まる。
8月25日花火大会10000発19時〜21時
サンジ「へぇ〜花火大会この日はログの最終日だ」
アリス「そうだね」
見たいなぁ、ゾロと両想いで二人で観れたら夢のよう。
サンジ「アリスちゃん想いを伝えないと、誰かに取られるよ」
背を向けて食材が売ってる方面に向かっていく、私もその後を追いかける。
途中の噴水広場でとんでもない光景を見た。
ゾロと女性が話をしていた。
フワフワとしてて可愛い。
頭をガシガシとかいていた。
サンジ「俺は買い物済ませてくるから」
アリス「うん」
ずっと見ていたものだから、私の視線に気がついたのかゾロは私の方を見て手招きする。
何だろう?
近づくと肩を急に抱かれて、肩に腕が乗っかってる。
心臓音が煩いよ。
収まって
ゾロ「こいつは俺の恋人だから、お前の気持ちには答えられない」
女性「そうですよね、私ったら足を捻挫して親切にしてもらって一昨日会ったばかりの人に、恋なんて可笑しいですよね」
捻挫? 親切? どうゆうこと?