第4章 赤色の恋
その後チョッパーに治療をしてもらい、寝る前に主人であるワシはビビの元へと行った。
アルティー「ビビ様お怪我の具合は?」
ビビ「平気よ、それよりアルティーお願いがあるの」
ビビ様ワシにお願い? なんだ?
アルティー「なんですかお願いとは」
ビビ「アルティーは麦藁の一味に入ってほしいの」
でもそれじゃあここでビビ様と国王、アラバスタを守れない。
アルティー「どうしてだ? ワシはビビ様の護衛は務まらないか?」
ビビ「そうじゃないの、私は彼らと冒険をして楽しかったそれをアルティーにもしてもらいたいの、いいえ、私の代わりに一味に入って欲しい」
代わりに一味に入って冒険をする。
アルティー「分かりました、主人のお願い聞きましょう」
姿はアリスに戻る。
ビビに手を差し出して言う。
アリス「今後も友情は変わらないよ、何があっても親友だから」
ビビは両手で私の手を握りしめる。
ビビ「うん! 私達はいつまでも親友離れてても」
私は次の日麦藁の一味と船に乗った。
これが麦藁の一味として仲間に入ったきっかけ。
ルフィ「なぁ? アリス聞いてるか?」
ハッと意識を戻すと、ルフィは焼き鳥を持って私に差し出す。
アリス「ありがとう」
ルフィ「俺の話聞いてたか?」
どうしよう聞いてなかった。
適当に話を合わせとこ。
アリス「あっちのほうで、肉が美味いお店がある話し?」
ルフィ「やっぱり聞いてなかったじゃん」
何の話だったのかな。
ルフィはふて腐れてるし。
アリス「ごめん」
ルフィ「ここのチャリの話」
自転車? 横で自転車が通る。
ルフィ「俺あれに乗りてぇんだ」
自転車屋のレンタルショップに行ったんだけど。
高くてレンタルできない。
レンタルできるベリーなんて二人の持ってる金額を合わせてもできない。
ショボーンと私達は落ち込んで、船へと戻った。
ルフィは台所に行ってしまった。
私は測量室に入るとロビンがいた。
ロビンは私にとって大好きなお姉さんの存在。
ロビン「あら? アリス戻ってきたの?」
ニコリと笑顔を向けられる。
アリス「うん、町でね自転車のレンタルやったよ」