第3章 水色の恋
まるでお姫様のような格好。
アリス「ごめんなさい、怪我はない?」
体を起こして手を差し伸べて、立ち上がらせると私の体を見てにっこりと笑って手首を掴む。
アリス「一体何する気?」
???「私はクライアント・ユーベルこの島の皇女です」
皇女様が私に何を?
ユーベル「あのねこれから私ね、秘密の彼に会うの貧乏な家の男性なんだけど明日この島を出るの、朝市で・・・」
何でも恋人同士なんだけど、彼から今夜だけ二人で過ごしたいらしく舞踏会に出席をしてる、場合じゃなく。
私に変装して出て欲しいとのこと。
城に行ったらおじいちゃん執事が、快く受けて私は今メイドさんにメイクされる。
目の前には大きなドレッサー縁を見たら金箔で出来ている。
メイド「はい、あとはカツラとドレスですね」
カツラを被せられて、ドレスは水色の長いドレス。
頭にはカツラに、花のカチューシャを被せられた。
おじいちゃん執事「いいですか? 大広間に着いたらユーベル皇女と言われたら返事をすること? 分かりましたか?」
アリス「はい、分かりました」
ドアが開いてゆっくりと廊下を歩く、二人係で大きなドアを若い執事さんに開けてもらうと両サイドにある大きな階段の下には大勢の来場者。
司会者「ではあそこにいらしゃいますのが、我が姫ことクライアント・ユーベル姫」
頭を下げて、ドレスの端を持って挨拶っと・・・・。
階段を降りておじさん? と話をして挨拶周りをしておじいちゃん執事が耳打ちをする。
おじいちゃん執事「アリスさん、今のうちに一息つきに行ってください」
そっと抜け出して飲み物を飲むと、横からルフィの声が聞こえた。
ルフィ「うめぇなこのジュース!」
右手には大量の食べ物が積まれてる。
左手にはジュース。
テーブルにコップを置くルフィは、私の視線に気が付いたのか言う。
ルフィ「ん? 肉食うか? 皇女だっけ?」
アリス「あのねルフィ・・・私は・・・」
後ろからフランキーの声がした。
フランキー「ルフィこんなところにいたのか?」
ルフィ「おうフランキーこの肉うめぇぞ・・・あれ? 何でこの皇女は俺の名前知ってるんだ?」
フランキー「アリスだからだ」
ルフィ「そっかアリスだからか、な~んだ・・・ってアリスが何で?」
ルフィが大声で言うものだから、中庭に場所を変えた。