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色とりどり

第3章 水色の恋


フランキー「おう、ダイニングにあるぜ」

ロビン「取りに行ってこようかしら」

私の横を通り過ぎて、ダイニングに行く。

チャンスは今しない夜は、酒の付き合いだのお風呂だの忙しいから。

アリス「フランキーさ明日ね・・・」

心臓がうるさく鳴る。

フランキー「明日何だ?」

アリス「明日・・・その・・・」

ショートケーキを口に含んで、目を瞑り言おうと瞬間にロビンの声がした。

ロビン「前夜祭今日ね」

フランキー「そういえばそうだな」

目を開けるとロビンが隣に居た。

ロビン「舞踏会があるらしいわ」

フランキー「へぇ~、海軍主催だろう?」

いつの間にかフランキーを取られてる。

会話にも入っていけずに、おやつを食べ終わりダイニングに行くとルフィ、ウソップ、サンジ、ブルックがいた。

アリス「ごちそうさま、美味しかった」

視界が滲むよ、何で割り込んでまで入らなかったの?

私の馬鹿。

サンジ「アリスちゃん何かあった?」

いつの間にか頬に伝う涙を、拭ってくれたサンジ。

アリス「私・・・ロビンに勝てないよ・・・」

ブルック「果たしてそうでしょうか?」

お茶をすするブルック、ルフィは首を傾げてる。

ウソップ「確かに・・・」

アリス「二人に何が分かると言うのよ!!」

気が付いたら大声が出ていた。

ブルック「分かる? そう聞かれたらロビンさんの心は分かりませんが」

ウソップ「フランキーはな! アリスお前のためにな!」

近づいてくるウソップに、ダイニングに入ってきたのはロビンが眉間にシワを寄せて私を睨み、ケーキ皿を流し場に置き私達の方を見て言う。

ロビン「争いはやめたらウソップも、男の約束を守ったらどうなの?」

ルフィ「フランキーが花・・」

そう言った瞬間に、ウソップは慌ててルフィの口を塞ぐ。

アリス「分かった、私だけ抜け物にするのね」

ロビン「そうね」

睨まれてる、私はダイニングを出てフランキーの脇を通り過ぎて島に入る。

どうして私だけ抜け物なの?

走る

人混みの中

いっそ麦藁海賊団を辞めて、海軍に捕まった方がマシだろうか?

???「キャッ・・」

転んでしまい、誰がにぶつかって目の前に居たのは可愛い女性。
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