第3章 水色の恋
声は真剣で私の今考えてる人を、読まれたかな?
ブルック「パンツ見せてもらっても、よろしいですか?」
ナミ「やめんかー! セクハラ骸骨!!」
鉄拳を下して、タンコブが出来て倒れる。
普段見てる日常だ。
アリス「ありがとうナミ」
ナミ「うん、それよりロビン測量室に行って本を読まない?」
ロビン「いいわよ」
ナミとロビンは測量室と図書室になってる部屋に行ってしまった。
ブルックは立ち上がって、フランキーは私に話し掛けた。
フランキー「ナミの奴はおめぇの手首を引っ張って、連れて来てロビンと測量室に行って一体何がしたかったんだ?」
アリス「さぁ? 分からないよ」
そうかフランキーの頭の中には、ロビンしかないんだ。
自然と顔が俯く。
フランキー「さてと、俺も作業部屋に行くか」
行ってしまった、背中を見てると横でお茶をすすったブルックが言う。
ブルック「フランキーさんは鈍感ですね」
アリス「ブルックは気が付いてたの?」
横を見ると、茶をすするブルック同じ視線の先を見つめていた。
ブルック「後を追いかけたらどうですか?」
アリス「作業の現場なんて見せてくれる、わけない秘密にして追い出されるのがオチだよ」
ブルック「本人に聞いて見ないと分からないですよ」
私の背中に周りこんだブルックは背中を押す。
前に行き勢い良く行き、私はウソップとフランキーの作業部屋の間に居た。
しかしウソップの部屋から声が聞こえた。
ドアを開けるとフランキー、ウソップが私を見る。
ウソップ「アリス? どうした何か用か?」
私はフランキーの方を見る。
アリス「何か手伝うこと無い?」
フランキー「そうだな、このタルを支えてもらえるか?」
何も入ってない大きな長いタル。
アリス「このタルで何が出来上がるの?」
フランキー「それは秘密だ、木材を俺の部屋に取ってくる」
ウソップの部屋から出て行くと私を見て、ニヤけるウソップに私は首を傾げて言う。
アリス「どうしたの?」
ウソップ「アリスは幸せ者だな、フランキーはな・・」
その途端にガチャリと音がして、後ろからフランキーの声がした。
フランキー「知らねぇほうが、後で見た時に感動するぜアリス」
何かロープをタルに巻きつけて、考え込むフランキー。