第3章 水色の恋
ナミ、ルフィ、サンジ君が帰ってきた。
私は早速ナミに話しかけた。
アリス「ナミちょっと相談事があるんだけど」
ナミ「部屋に荷物置くついでに、話聞くわ」
私はナミの後ろを付いて歩き、部屋の中へと入りナミはベットの上に座り私は椅子に座って、しばらくの沈黙が流れる。
ナミ「で? 相談事って何?」
アリス「あのね・・・その・・・・」
言いづらいよ、ナミ否定とかありえないとか言うかな。
俯いてると溜息をしてナミが言う。
ナミ「何? もしかして好きな人でも出来た?」
心臓の鼓動が大きく鳴りはじめて、顔が熱くなってきた。
アリス「うん、出来た」
素直にそう答えて、顔を上げるとナミは顔をニヤけながら言う。
ナミ「誰? この街の人? どんな顔の人? どんな性格?」
アリス「この街の人じゃなくて、麦藁一味の人の中にいるよ」
ナミ「誰?」
アリス「フランキー」
顔を青ざめて、突然立ち上がって大声を出した。
ナミ「なっ・・・・フランキー!」
私を慌てて立ち上がって、ナミを落ち着かせた後に言う。
アリス「でね、フランキーはロビンと付き合ってるの?」
ナミ「知らないけど、付き合ってないと思うけど」
良かった付き合ってないんだ。
私がホッと溜息を付いていると、ナミは立ち上がって私の手首を持って立ち上がらせて、ナミの部屋から出た。
アクアリウムバーに行くと、フランキーの姿はもう無くてサンジ、ウソップ、ルフィがいた。
ナミは周りをキョロして、いないのを確認した後にサンジが私とナミに話しかけてきた。
サンジ「ナミさ~ん、アリスちゃん~何かリクエストのおやつある?」
ルフィ「俺はケーキが食べたいぞサンジ」
サンジ「おめぇに聞いてねぇよ、レディに俺は聞いてるんだ」
ナミ「ウソップはフランキーの行方しらない?」
サンジはそれを聞いた瞬間、口を開けて固まってしまった。
ウソップ「知らねぇよ」
甲板に出るとまた、ロビン、フランキー、ブルックが三人で話していた。
お構いなしにナミは三人に話し掛けた。
ナミ「ロビン、ブルック、フランキーお話いいかな?」
ブルック「おやおや、ナミさんとアリスさんではありませんか」
私の方を方向転換した、ブルックは近づいてきて言う。
ブルック「アリスさん」
アリス「何?」