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色とりどり

第3章 水色の恋


今日も麦わら一味を乗せた、サウザンドサニー号はある夏の島で停泊していた。

私はゴーイングメリー号の頃から、麦わら一味の一員。

名前はアリス、懸賞金上下金額望むまま。

ルフィ、ウソップ、チョッパー、サンジ、ナミは街に出掛けてる。

私はというと、生簀がある水槽の部屋でアクアリウム室ソファでロビンとフランキーを見つめていた。

サンジ君が買い出しに行く前に、アイスコーヒーを渡してくれてそれをゆっくり飲んでいた。

話してる内容は聞こえてる。

ロビン「それで、この街はねログの最終日の夜に夏祭りがあるらしいわ」

フランキー「夏祭り、新しい新兵器のアイディアにはなりそうだな」

ロビン「とんでもない武器が生まれそう」

にっこりと笑顔で言う、ロビンとフランキーはとても絵になる。

ロビンはナイスバディだし、フランキーも私に見せない笑顔見せてる。

楽しそうな空気にも入って行けず、私はアイスコーヒーを片手にアクアリウム室を出た。

甲板に出ると、ウソップが帰ってきた。

ウソップ「こんなところで茶してたのか? 生簀があるところで茶をしてたんじゃ」

アリス「うん・・・ちょとね・・・」

後ろでガチャリとドアを閉める音が聞こえて、ロビンの声と足音。

ロビン「あら帰ってきたの? 何か良いものあった?」

ウソップ「いや、特にはない」

私は近づいてくる、ロビンを避けるように展望室へと向かった。

展望室へと行くとゾロが、ダンベルで筋トレをしていた。

私の気配を感じて横目で見て、またダンベルの方に視線を戻して言う。

ゾロ「何か用か?」

アリス「ロビンとフランキーって付き合ってるの?」

ゾロ「本人達に聞けばいいだろう」

私は俯く、ゾロの言う通りかもしれないが聞けない。

ゾロ「愚痴ならいくらでも聞くが、恋愛話はナミでも相談しろ」

何時だって愚痴とか、相談事に乗ってくれるゾロ。

アリス「ゾロを好きになれたら、どんなに幸せだったのかな」

顔を上げると少し顔が赤いような気がする。

下が賑やかな声が聞こえる。

ルフィ、サンジ、ナミの声だ帰ってきたんだ。

ゾロ「ナミが帰って来たぞ、相談したらどうだ? 俺よりかいい答えが返ってくるんじゃないか?」

アリス「うん、ありがとうゾロ」

私は展望室から降りた。
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