第2章 緑色の続き 二年後の再会
きっと私はただの女としてしか思われてない。
サニー号に着くとナミ、ロビン、フランキー、ウソップ、チョッパー、ブルックが到着していた。
船に降りるとウソップが話しかけてきた。
ウソップ「アリス久し振りだな」
アリス「お久し振り」
ウソップ「今でも?」
アリス「うん」
その質問は今でもゾロのことが、恋愛感情で好き? という意味で以前にウソップに告白されて、断ったから知ってる。
ナミ「アリスー!!」
アリス「ごめんね」
ロビンとナミのところに行くと、紙袋が一つ手渡される。
中身を見ると洋服がいっぱい入ってる。
ナミ「それで口説いちゃいなさい」
察しのいいナミは、好きになっていた時点で質問攻めでとうとうはかされた好きな人を。
アリス「部屋に荷物を置いてくる」
一人ぼっちになると泣きそうで、床に紙袋を置くとナミ達のところに行く。
全員が集まって、海軍が船に砲撃してきて孔雀海賊軍団が庇ってくれた。
ルフィ「色々言いたいことはあるけど、二年間俺のわがままに付き合ってくれて、ありがとう出向だー!!」
その合図と共に船は沈む。
ゾロの横顔を見ると、大人って感じがしてカッコイイ。
あのことがあっても無理ない。
フランキーはロビンと話をしてるし。
ナミは忙しいだろうし。
チョッパーはウソップといる。
その仲間に加わるか。
アリス「二人とも」
ウソップ「ゾロと話しなくていいのか?」
チョッパー「アリス俺な・・・」
前からチョッパーとは仲がよかったから、今後はチョッパーに・・・・。
視界が霞む。
チョッパー「おい? どうした?」
ウソップ「この二年間何があったんだ?」
アリス「ほっといて・・・部屋に行く」
部屋のドアを閉める。
ベッドに横になると涙が出てきて。
誰かが私の体に触ってる。
布団にかぶさったままだから、誰だかわからない。
???「何があったか知らねぇが・・・お前らしくねぇ・・・俺じゃ力になれないかもしれねぇが、いつでも話くらい聞くぜ彼氏だろう?」
低い声
ゾロ?
バタンと音が聞こえて、それから私は眠りに着いた。
目を覚まして布団から起き上がると、ルフィがいた。
アリス「夢?」
ルフィ「起きたのか? 良かったー飯だぞ」
アリス「ねぇ? ルフィ、ゾロは私の部屋に・・・何でもない」