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家政婦、始めました。

第8章 はち



一応9名そろったようだ。

『じゃ、始めていきますね。』

マニュアルを配り説明をしていく。

終盤に家とその周辺の地図を配った。私が描いた地図である。

わかりやすいようにイラストを加えたりした。

『以上で終わります。質問はありますか?』

すると、ハーイ!と元気よく声を上げる有岡の姿が。

有「由紀ちゃんっていくつですか!」

なにこれ、転校初日の質問会かよ…

『つい二日ほど前に25になりました。』

山「ってことは俺らと年近いじゃん!?」

『そう…ですね?』

正直、みなさんの年齢を知らない私は疑問形で返してしまう。

伊「ハイハーイ。彼氏いますか?」

よし、スルーしよう。

知「好きなものは?」

好きなもの?うーん…

『あっ、ビールとスルメ。』

藪「何それ、おっさんじゃんw」

悪いかよ、最高なんだぞあいつら。

伊「俺のこと無視!?」

面倒くさいんだもの…

中「面倒って思われてるんじゃんw何したの?伊野ちゃん」

みんなでわははと笑う。

仲いいんだな…うらやましいや…

八「そういや、ゆっきーが食事作るの?」

ちょっと意地悪してやろう、さっきのお返しだ。

『作れないって言ったら?』

髙「それって家政婦としてどうなの?」

割と真剣に返された。当たり前か

『冗談です。人並みにはつくれますよ、お口に合うかわかりませんが』

そう伝えると、なんだかみんなほっとしたようで複雑な顔をしていたのだった。


ははーん、みんな可愛いですねいじめたくなっちゃう♡

私のS心がくすぐられるのだった←
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