• テキストサイズ

魔法が解けるまで

第1章 ようこそ、ホグワーツへ






その後ダンブルドアさんから聞いたのはこのホグワーツのこと、魔法界のこと、魔法のこと。



「……で、とりあえず私はどうすれば?」



突然飛ばされた異世界で、運命を変えるために魔法の勉強に励む。



……まさに勇者だな、素敵。



「君のことは編入生として迎え入れよう。そうじゃな、必要な物を買いに行かねばなるまい」



「杖とか?」



「他にもたくさんじゃ。わしはちと用がある、代わりといっちゃなんじゃがハグリッドに同行させるかのう」



ハグリッド……?



「校舎を出て少し行ったところに小さな小屋がある。ハグリッドにはわしから話しておこう。」



ダンブルドアさんはそう言い残すと消えてしまった。



「え、ちょっ待っ」



……とりあえずその小屋に行ってハグリッドっていう人に会わないと。



その人と一緒に杖を買いに行って、正式にこの学校に入学する。



そして魔法を学び、学校生活をエンジョイし、後々は世界を救う。



んで元の世界に帰る。



勇者もびっくりのシナリオだな。



学校生活をエンジョイ?



ふざけんな私のコミュニケーション能力舐めんなよ!!!!!!



編入生はハブられると相場は決まってんだよ!!



もうなるようになりやがれ!!!



ハグリッド探すぞ!!!




/ 10ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp