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モノグラム

第37章 新たな展開




私は驚いて彼女を見ると

すると彼女は私の視線に気が付くと

静かに頭を下げてくれた





私は仕事の途中で

彼女の傍に来た時に

声をかけた


「....ありがとう」



仕事をしながらだったので

彼女は目線だけで私をみて



「いえ...

あまり気にされない方がいいですよ」



そう言って仕事を続けたのだ



私の心が温かくなっているのを

感じていた





仕事が終わって

私が店を出た時だった

前に彼女が歩いていたのだ



私は駆け寄りながら



「お疲れさま....」



私を見ると彼女は静かに言った



「お疲れ様です....」



昔の私を見ているようだった



「今日は本当にありがとうね

助かりました.....」




すると自然に同じ方向を

歩いていた




「いえ、昔からこうなんですよ

我慢が出来ない奴で」



その言葉を聞いて私は笑っていた


その事に驚いた顔をした




「ごめんね、カッコいなぁって」


私は素直に言うと

すると彼女は少し辛そうに


「本当に

そんな事ないですよ....」


彼女の顔が悲しそうで

それ以上私は彼女に

踏み込めなくっていた


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