第3章 E組へ
どうやら俺のことは伝わってないらしかった。
そして担当の先生が来てないらしいので、代わりの人が説明をすることになった。
「説明もなしに驚いたでしょ?あれはね………」
この女の人の説明によるとあの先生が月を壊した張本人らしく、どんなに殺そうとしてもマッハ20で逆にお手入れをされてしまうということだった。…………なんで綺麗にするのだろう。
「……………ということが以上の説明。なにか質問ある?」
あの先生を殺したら100億円。途方もない金額だ。100億円あったら叔父さんにもう迷惑かけずに済むなー。でも、離れるのは嫌だなー。今までの生活費及び迷惑料として全部渡そう。
「ないです。」
「……そう。ところで貴方の名前……」
「烏間友喜です」
「…………それって烏間さんの………」
怪訝そうに聞く女の人。叔父さんのこと知ってるのかな?
「友喜!?!?」
突然の知ってる声に胸がドキッとなる。