たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第4章 休符
「ちょっ!?主、何をしてるんだ!」
慌てて燭台切が止めに入るが、「じゃまだ!」の主の言葉と同時に蹴りつける。そのまま燭台切は壁に叩きつれられ意識を失った。
(何だ、一体何が起きているんだ!?)
頭が混乱しチカチカとなる。何故主はこんなにも刀剣を酷く扱えるんだ。
歌仙も必死で止めようとしているが、主は止まらなかった。それどころか更に力を強めていた。
(やめろ、、、やめてくれ、、)そんな鶴丸の心の叫びが確かに一期には聞こえた。
燭台切が意識を失い、歌仙の制止も聞かない。そんな中主を止められるのは自分しかいなかった。