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たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための

第4章 休符 


何を言っているのか意味が分からなかった。傷か残るかどうかよりもっと大切なことがあるだろう。

「自分の本体で付けた傷は手入れしても治らないはず、、、」
「あっそ」 「ドン」

短く主が呟くと燭台切の体が後ろに倒れる。なんと主は燭台切に蹴りを一発入れたようだ。

「あ、主殿何を!?」

「うるさいぞ一期。ったくせっかく高値で売れると思ったのに、こんなことで傷物にしやがって。」

「高値? 鶴丸を売るつもりだったのですか!?」

(鶴丸殿が命を賭けて訴えているのにこの主は何てことを言っているんだ!!)
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